eBayの順位下落と、ドアウェイページ疑惑

先日Googleが実施した2つのアップデートにより、自然検索結果の順位が大変動を起こしています。

Googleによる2つのアップデート

検索の品質を高める「パンダアップデート」

1つは「パンダアップデート4.0」とよばれるもので、「Google検索結果の品質を高めるため」に行われるアップデートです。

3月に米Googleの Matt Cutts氏が「スモールビジネス、小規模サイトにポジティブな影響を与える次世代のパンダアップデート」の実施を予告していることから、この「次世代のパンダアップデート=パンダアップデート4.0」ではないかと予測されています。

※参考記事:Google、「次世代のパンダアップデート」を予告、小規模サイトに恩恵? SMX West 2014::SEM R (#SEMR)

スパムを排除する「ペイデイローンアップデート」

そしてもう1つのアップデートは「ペイデイローン」とよばれるアップデートです。

こちらはペイデイローン(即日ローン)やアダルト系キーワードといったスパムコンテンツが多いキーワード(検索クエリ)に対して行われるもので、スパムコンテンツの排除を目的としたアップデートです。

特定のキーワードをターゲットとした更新のため、影響範囲は英語においては0.2%と非常に限定的な内容となっています。

※参考記事:Google、パンダアップデート4.0 & ペイデイローンアップデート2.0を実施 | 海外SEO情報ブログ

検索結果から消えた「eBay」

今回のアップデートで大きな注目を集めたのがeBayです。

米Searchmetrics社が発表した両アップデートの影響についてのレポートにて、eBayの検索順位が大幅に下落していることが明らかになりました。

米国内の自然検索トラフィックが33%~49%減少しているとのデータも発表されており、その原因について注目が集まっています。

※データ元:Panda Update 4.0: Winners and Losers – Google USA

一方で「eBayの順位下落は手動ペナルティではないか?」という意見あります。

「Search Engine Roundtable」の記事では、サイトの一部ページのみ影響を受けていることから「ドアウェイページ」に対する手動ペナルティではないかと紹介さいれています。

※日本語訳記事:eBayのペナルティ問題を検証!アルゴリズムか?手動アクションか? | SEO Japan

手動ペナルティ対象となった「ドアウェイページ」とは?

eBayが手動ペナルティを受けた原因と噂される「ドアウェイページ」とは、「ユーザーを特定のサイトに誘導することだけを目的に作られた、独自の価値を提供していないページ群のこと」です。

具体的には「東京都○○区の~」のように地名以外は全て同じコンテンツのページや、品質の薄いコンテンツ+リンクだけのブログなどがあり、一部のサテライトサイトも該当します。

2012年1月にGoogleウェブマスター向け公式ブログで「ドアウェイページはガイドライン違反です」と明言されており、もちろん手動ペナルティの対象にも含まれています。

Google ウェブマスター向け公式ブログ: 誘導ページ(Doorway Page)はガイドライン違反です

eBayがペナルティを受けたページは/bhp/を含むページが中心で、ECサイトの「カテゴリページ」に該当するものです。

※例:Kids: Educational | eBay:http://www.ebay.com/bhp/kids
※データ元:Deconstructing eBay.com’s Organic Loss Using SEMrush | RefuGeeks

今回の事例から、「カテゴリページがドアウェイページと認識される可能がある」と考えることができます。

一部では「やり過ぎではないか」と言われている今回のeBayに対するペナルティですが、万が一のことを考えると独自のコンテンツのないカテゴリページには、「noindex」タグを追加した方が良さそうです。

photo credit: kenteegardin via photopin cc

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