TinyMCEを自前でビルドする

TinyMCEはTiny Cloudを使うことでCDNから利用できます。が、OSSなので自力でビルドして使うことも可能です。 ソースのダウンロード セットアップとビルド ここまで実行すると、js/tinymceにビルドし […]

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目次

    TinyMCEはTiny Cloudを使うことでCDNから利用できます。が、OSSなので自力でビルドして使うことも可能です。

    ソースのダウンロード

    $ git clone https://github.com/tinymce/tinymce.git
    // Git管理してるPJの場合はこっち
    $ git submodule add https://github.com/tinymce/tinymce.git
    

    セットアップとビルド

    $ cd tinymce
    $ npm i -g grunt-cli
    $ npm i
    $ grunt

    ここまで実行すると、js/tinymceにビルドしたファイルが生成されます。

    $ ll js/tinymce/tinymce.min.js
    -rw-r--r--  1 develop  staff  352817 10 23 16:38 js/tinymce/tinymce.min.js

    ビルドしたファイルを読み込む

    あとはビルドしたファイルをアプリから読み込みさせましょう。今回はcreate-react-appを使っている前提で進めます。

    ビルドファイルを一式コピーする

    ES Moduleでインポートする方法もありますが、今回はてっとり早くコピーで済ませます。

    $ cp js ../public/

    tinymce.min.jsだけコピーすれば良さそうにも見えますが、これだけでは動作しませんのでディレクトリごといきましょう。

    index.htmlから読み込む

    先ほどのcopyが成功していれば、以下のような構成になっている(はず)です。

    $ tree ./public -L 3
    ./public
    ├── favicon.ico
    ├── index.html
    ├── js
    │   └── tinymce
    │       ├── jquery.tinymce.min.js
    │       ├── langs
    │       ├── license.txt
    │       ├── plugins
    │       ├── skins
    │       ├── themes
    │       ├── tinymce.js
    │       └── tinymce.min.js
    ├── manifest.json
    └── tinymce.min.js
    
    6 directories, 8 files

    public/index.htmlで読み込みさせればOKです。

    ...
        <script src="/js/tinymce/tinymce.min.js"></script>
      </body>
    </html>

    ライセンスについて

    TinyMCEはLGPL 2.1です。コピーレフト性がありますので、ビルドしたものを組み込んで再配布される際は、ライセンスにご注意ください。

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