JP_Stripes東京 Vol.17を開催&登壇しました
2023年の最後のJP_Stripesが12月15日に東京で開催されました。登壇者たちはStripeの新機能や事例について紹介し、参加者はビジネスや開発の視点から話を聞くことができました。JP_StripesはBizとDevの両方が参加するコミュニティであり、DevRelの一環として、Devを通してBizにメッセージを届ける試みが行われています。2024年も様々なコミュニティでの登壇や会話を続けていく予定です。
目次
2023年最後のJP_Stripesを12月15日に東京で開催しました。
登壇資料
今回の登壇資料はこちらです。ここ1年でリリースされたStripeの新機能のうち、JP_Stripesに参加されている方に関係が深そうなものをピックアップしました。
ベータ機能については、公開資料からは割愛しています。
事例セッションについて
今回は事例セッションで3社にご登壇いただきました。
- (株)デザイニウム
- 株式会社アンチパターン
- Fotographer AI株式会社
いずれもStripeをビジネスでどのように利用しているかを、さまざまな視点から紹介して頂けて、「自分だったらどうやっただろうか・・・」などを考えるキッカケにもなりました。
(株)デザイニウムの伊藤さんからは、サービスの拡大・成長に伴う要件の変化にどう対応していったかを振り返りながら紹介して頂けました。
アンチパターン株式会社の小笹さんからは、SaaSを作る際に「うまく使えるSaaSがあるなら、そこはそのSaaSに任せることで、強みにしていく」考え方やマルチテナント型のSaaSを作る際のポイントなどを紹介いただきました。個人開発でConnectなどを使ってみたいなーと思ってたところもあり、AWS方面の知識を深めるキッカケにもなりそうです。
そしてFotographer.aiの鈴木さんからは、「ダッシュボードがそのままビジネスや収益状況の分析ができる」というお話。自分と小島さんがStripe紹介セッションで紹介している話のひとつですが、こうやって実際に使われている方の言葉として出てくるのは本当にありがたい限りです。
BizとDevが混ざり合うコミュニティ
JP_Stripesは参加者の属性が他のコミュニティよりも特徴的だなぁとは思っていたのですが、札幌の三浦さんから「なるほど」となるコメントをXで以前いただきました。
これは確かにそうだなという部分があって、料金体系に関わる要件定義や資金の流れ、データ分析などは開発だけでなくBizサイドの人間が関わっている必要があります。小島さんのセッションで紹介のある「DevOpsとRevOps」みたいな話も、BizとDev両方が参加するコミュニティだからこそ、伝える必要があることなのでも思っています。
とすると、DevRelではありますが、Devに全振りではなく「Devを通してBizにもメッセージを届けることができるか?」などが求められてきているのかなと感じています。どれだけ思ったことを実行に移せているのか?という視点も必要ではありますが、最近公開されている事例を引用しながら機能の説明などをするようになってきているのはこのあたりの背景があります。
まだまだ芯を食ったメッセージを出せている実感は大きくないですが、それでも挑戦し続けることに意味があると思いますので、2024年もJP_Stripesをはじめとしたさまざまなコミュニティで登壇や会話を続けていくことができればです。
最後に
登壇してくださった小島さんを含む4名のみなさま、動画撮影に奔走してくださった友田さん、そして参加してくださったみなさまとStripe Japanの方々、本当にありがとうございました。2024年もどうぞよろしくお願いいたします。