スタイル変更チェックなどでサイトを訪問した際、特になにも設定していない場合はGoogleAnalyticsなどからは「通常のアクセス」として扱われます。
しかし「サイトを見に来た人の動向を解析する」という目的を考えるとこのアクセスは除外したいもの。
通常ではGoogleAnalyticsの設定にてアクセスから除外するIPアドレスを設定します。

しかしWordPressのようなCMSを利用している場合、外部アクセスポイントなどからのアクセスを除外することが困難です。
特にMacBookAirを持って各地の勉強会に参加したときなどは、専用のアクセスポイントを利用することが多いため、毎回除外設定に追加する必要が出てきます。

そんな手間を省く方法が、たった２行のコードで実装できます。そう、WordPressならね。

実装するコードはこんな感じになります。
[code]
<?php if ( !is_user_logged_in() ) { ?>
// ここにAnalyticsのコード
<?php } ?>[/code]
使い方は簡単で、コメントアウトされている箇所にAnalyticsコードを追加し、フッターあるいはヘッダーに設置するだけ。

phpのif構文とWordPressのテンプレートタグを利用して、「ユーザーがログイン状態でない場合、Analyticsの解析コードを実行する」という処理を実装させています。

これを使えば、WPにログインしている限りアクセス数を解析されることはありません。

ですのでどこからでも、どんな端末からでもサイトの編集が自由にできるようになります。

基本的にWordPressサイトの編集時にはログイン状態になっていると思いますので、作業の手間と比較してかなり便利なコードではないでしょうか。