[Adsense]GoogleAdsenseの「テスト」機能でA/Bテストをしてみよう
GoogleAdsenseには「テスト」機能があります。広告ジャンルの制限や広告デザインなど、様々な項目について「A/Bテスト」が行える便利な機能を使ってみました。
目次
GoogleAdsenseでサイトに広告を掲載している場合、なるべくサイトの内容にあった広告やデザインで掲載させたいと思うものです。
しかしかといってデザイン重視で収益が減っては意味がありません。
そんな時に使いたいのがGoogleAdsenseの「テスト」機能です。
Adsenseの「テスト」機能とは?
Googleのヘルプに紹介文がありますので、そちらを引用します。
テストを実施すると、広告の特定の設定について 2 つのパターンを実際に試し、どちらの方がパフォーマンスが高いか比較することができます。これにより、データに基づいて広告の設定を判断できるため、収益の増加につながります。次に、テストの例を示します。
- ・広告ユニットに表示する広告の種類について、テキスト広告専用にした場合と、テキスト広告とディスプレイ広告の両方にした場合のパフォーマンスを比較する
- ・広告文の色の違いが広告のパフォーマンスに与える影響を把握する
- ・デリケートなカテゴリや一般カテゴリの広告をブロックした場合の収益への影響を見極める
引用元: テストについて – AdSense ヘルプ.
「テスト」機能を使ってみる
テスト機能は、Adsenseの「コンテンツ」から利用することができます。
尤も、「ベータ版」とのことですので、今後場所の変更などもあるかもしれません。
ブロックできるカテゴリは50まで
ブロックは最大50カテゴリまで、小カテゴリ単位でのブロックとなるためにピンポイントでブロックしていくことになりそうです。
「デリケートなカテゴリ」は別途設定
「デリケートなカテゴリ」という分類で、ギャンブル・金融・健康・アダルトなどのカテゴリは別途ブロック設定ができます。
未成年向けのサイトなどでは、こちらは全ブロックの方が(モラル的に)良さそうかなと思います。
テスト結果をチェック
テストを実施すると、このように収益額やクリック数などでA/Bテスト結果が随時確認できます。
稀に画像のような明らかに差が出てくることがありますので、テスト中は定期的に確認していきましょう。
信頼度が95%を越えてから判断しよう
「信頼度」が95%を越えた段階で、オリジナルかテストパターンのどちらを採用するかを選択することとなります。
95%未満でも手動で操作することは可能ですが、明らかに差が出ている時以外はしばらく様子見する方が良さそうです。
終わりに
Adsense内の機能は意外と操作する機会が少ないのではないかと思います。
ですが広告の収益率をより高めるため、この「テスト」機能のようなツールが用意されていることを考えると、Adsenseの管理パネルも色々と触ってみる方が良さそうです。