「rubedo」というデータ解析まで行える”Not only CMS”についての覚書
「CMSだけにとどまらないCMS」という触れ文句のCMS「rubedo」というものが個人的にちょっと気になったので、メモを兼ねてざっとまとめました。 rubedoとは? Rubedo, open source CMS a […]
目次
「CMSだけにとどまらないCMS」という触れ文句のCMS「rubedo」というものが個人的にちょっと気になったので、メモを兼ねてざっとまとめました。
rubedoとは?
キャッチコピーは「CMS & E-commerce with Personalized digital experiences」
というもので、「パーソナライズされたユーザー体験を提供できるEC CMS」という風に捉えられるかなと思います。
興味深いなと感じたのは、rubedoで管理するのがコンテンツだけでなく「ビッグデータ」のマネジメントも行える様子だということです。
Rubedo provides a natural way to handle the scalability, performance and flexibility issues. And beyond the traditional CMS’s capabilities, big data real-time analytics can usefully predict the next content, media or product your customers may like.
Rubedo, open source CMS and E-commerce with Behavioral targeting – Why NoCMS ?
「リアルタイム分析が利用可能で、顧客の次の行動を予測したコンテンツ提供が行える」・・・という風な解釈でしょうか。
この表を見ると、行動ターゲティングなどもデフォルトで行えるっぽいですね。
しっかし、英語力はいい加減磨いていかないと本当にまずいです。
余談ですが、「Strikinlgy」というシングルページを作成できるWebサービスの会社が「日本語サポートスタッフ」を募集しているらしいです。
→Careers at Strikingly – We’re Hiring!
システム要件
動作環境
GitHubを見る限り、動作には以下のものが必要な様子です。
- A full PHP 5.4+ stack (i.e. https://www.zend.com/products/server/)
- MongoDB (https://www.mongodb.org) 2.4+
- PHP MongoDB Driver >= 1.4.0
- intl PHP extension (https://www.php.net/manual/intro.intl.php) which you should use anyway
- ElasticSearch (https://www.elasticsearch.org) 1.4.x
- Mapper Attachments Type for ElasticSearch (https://github.com/elasticsearch/elasticsearch-mapper-attachments)
- ICU Analysis plugin for ElasticSearch (https://github.com/elasticsearch/elasticsearch-analysis-icu)
composer.jsonがあるので、ざっと見た感じではこいつでまとめてrequireできそうな感じですね。
ライセンス
最後に気になるライセンスですが、OSSらしく「GPL 3.0」が採用されています。
管理画面
公式サイトからデモページを見ることができますので、まずはそこにアクセスしてみました。
ログイン情報もデモページ用のものがあるので、それを入力していきましょう。
Angular.jsベースでWindowsのGUI的な管理画面になっています。
触ってみた
ダブルクリックで編集画面が開きます。
言語は英仏に対応している様子です。
ビジュアルエディタももちろんついていました。
当然HTMLタグなどのコードを書いていくことも可能です。
バージョン管理機能でしょうか。更新頻度の高いCMSではそろそろ必須になってきた機能ですね。
ちょっとconcrete5っぽい雰囲気もありますがどうでしょうか?
デモサイト
日本語版も準備中?
Facebookで「日本語ロケール中」という話も出ていたので、OctoberCMS同様今の内から注目しておきたいなと思います。