WordPressのブラウザ判定に使える便利なGlobal変数についての覚書
一部ですがユーザーが使用しているブラウザ・端末について、WordPress本体側で判定が行われているのをご存知でしょうか? HTML5/CSS3辺りのブラウザ対応の差を埋めるためくらいしかちょっと想像がつかないのですが、 […]
目次
一部ですがユーザーが使用しているブラウザ・端末について、WordPress本体側で判定が行われているのをご存知でしょうか?
HTML5/CSS3辺りのブラウザ対応の差を埋めるためくらいしかちょっと想像がつかないのですが、いざという時に便利そうなのでまとめてみました。
グローバル変数で使用できるブラウザ判定プロパティ
$is_iphone (boolean) iPhone Safari
$is_chrome (boolean) Google Chrome
$is_safari (boolean) Safari
$is_NS4 (boolean) Netscape 4
$is_opera (boolean) Opera
$is_macIE (boolean) Mac Internet Explorer
$is_winIE (boolean) Windows Internet Explorer
$is_gecko (boolean) FireFox
$is_lynx (boolean) Lynx
$is_IE (boolean) Internet Explorer
Lynxに対応しつつ、Androidに対応していない辺りちょっと謎だったりしますが・・・
ちなみにiPadは$is_iphoneで対応できるみたいです。
is_IEについて補足
IE系の変数が「is_macIE」「is_winIE」「is_IE」と3つありますが、ソースを見る限り「 is_macIE + is_winIE = is_IE 」みたいです。
[php]
$is_IE = ( $is_macIE || $is_winIE );
[/php]
WordPress/vars.php
大体「is_IE」でいけるので、よっぽどの事がなければ「is_macIE」「is_winIE」を使う機会は無いのではないかと思います。
使い方
使い方は非常に簡単で、「global 変数名」で呼び出した後に通常の変数としてそのまま扱うことができます。
Chromeだけ処理を変える場合のif分岐
[php]
global $is_chrome;
if($is_chrome){
//ここにChromeオンリーの処理を書く
}
[/php]
IE絶対殺すマン
[php]
global $is_IE;
if(!$is_IE){
//IEの時だけ処理しない
}
[/php]
おまけ:それぞれの判定内容ピックアップ
せっかくなのでそれぞれの変数をtrueにしている判定部分を引っこ抜いてみました。
グローバル変数 | 判定処理 |
---|