[CSS]CSSNiteinOSAKA vol.36まとめ【StyleGuideのススメ】
9月10日に参加してきましたので、簡易まとめを作成しました。公開されているスライドがプレゼン向けの構成なので、そちらを見ながら読むような感覚で見て頂ければと思います。 CSS Nite in OSAKA vol.36 R […]
広告ここから
広告ここまで
目次
9月10日に参加してきましたので、簡易まとめを作成しました。
公開されているスライドがプレゼン向けの構成なので、そちらを見ながら読むような感覚で見て頂ければと思います。
CSS Nite in OSAKA vol.36 ReportSection 2nd – 「Style Guide 活用のススメ」
via 大月茂樹(ニイハチヨンサン)
スライドURL:https://cssnite.jp/osaka/vol36/CSSNiteOsaka36-ohtsuki.pdf
Agenda
- マルチデバイス時代の到来
- Webのマルチデバイス対応
- StyleGuide活用のススメ
マルチデバイス時代の到来
- 高校1年生がネット接続に使うデバイスの75%はスマートフォン
- 「スマートフォンユーザーの80%は毎日スマートフォンでネットを見るt」 form Google”OurMobilePlanet”
- Android 端末の「種類」が1年で4倍に(3997→11,868)
- デバイスサイズの多様化
- 新しいデバイスの登場
Webのマルチデバイス対応
-
現在のマルチデバイス対応方法は主に3つ
- 専用サイト
- タッチデバイスファースト
- レスポンシブデザイン
-
制作フローの複雑化
- マルチデバイス対応
- jQuery対応(Parallax/Modal他)
-
ウォーターフォール型制作フローの限界
- 「デザインだけではイメージがわかない」 – クライアント担当者
- 「実装が必要な動きがデザインに入っていない」 – 制作チーム
- 「動作しない/表示が重いデバイスがある」 – ユーザー
- →最悪の場合、設計まで手戻りする。
-
鬼門はAndroid
-
クライアントはデザインカンプ通りにできると思っている
→デザインに合わせるための手戻り・工数増加
HTMLプロトタイピングによる解決
- ウォーターフォール型から「アジャイル型」へ
- 制作フローは
設計→ラフデザイン→「デザイン→制作・開発→検証」→実装→公開
「括弧内」がアジャイル型になる。 -
デザインは「ラフ程度」に抑える
デザインラフのイメージ- 使用するフォントパターン
- 配色パターン
- ボタンパターン
- 画像装飾パターン
- ジャンプ率
などに留める
-
「検証フェーズ」では「動くもの」を見せる
- プロトタイプやモックアップ
- 動作イメージやデバイス対応などを共有しやすい
- そのままページ制作に移れる
-
「実装フェーズ」に向けた「StyleGuid」の制作
StyleGuide活用のススメ
-
ページの構成要素(モジュール、コンポーネント)を集めたもの
- HTML/CSSだけでなく、JavaScriptの実装も含める
- 様々なデバイス・ブラウザでの表示・動作を検証・担保されたものを集めた「生きたドキュメント」
- class値をコピペするだけで、デザインや動作を再現できるもの
-
StyleGuidの例
-
設計思想・効果的なCSSの記述
-
StyleGuideを作成するツール
- StyleDocco
→サイバーエージェントでの使用例 - Kalei – Style guide
コマンドライン(黒い画面)を使うのが苦手な人向け - どちらもMarkDown記法でガイドを作成する
→Markdown記法とは
- StyleDocco
-
理想的なStyleGuideの使い方
- 制作するサイトをベースに作る(ヘッダー・フッターなども含む)
・「スタイル通りにならない」トラブル回避
・テスト効率のUP - CSS/JavaScriptは1ファイルで管理する
・ファイル結合時のトラブル回避 - モジュール・コンポーネントは可能な限りフォローする
- 独自実装は絶対NG
・チームで最もスキルが高い人が一括管理
・1ページ専用のものでもStyleGuideに必ず組み込む
- 制作するサイトをベースに作る(ヘッダー・フッターなども含む)
-
検証のポイント
- 実際のコンテンツを入れる
・文章の長さ
・画像の縦横比 - Androidの検証は念入りに
・Adobe Edge Inspect
・Ghostlab
・Remote TestKit
- 実際のコンテンツを入れる
まとめ
- 静的デザインカンプの役割
クライアントとのコミュニケーションに活用
「イメージを共有する」ツール - StyleGuideの役割
デザイナー・エンジニアのコミュニケーションに活用
「できる・できない」「簡単・難しい」の共有ツール
次回は10月8日、「撮影スペシャル」だそうです
詳細はこちらをどうぞ→CSS Nite in OSAKA, Vol.37「撮影スペシャル」をテーマに開催! – イベント – CSS Nite in OSAKA