AWS Amplify gen2アプリがローカルでビルド失敗した時にみる記事
AWS Amplify gen2アプリのビルド時に「amplify_outputs.json」が見つからずエラーになった場合、Amplifyコンソールからファイルをダウンロードし、プロジェクトルートに配置すれば解決できます。簡単な対処方法ですが、ハマりがちな問題への有効な解決策です。
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目次
簡単なTipsなのですが、半年前くらいにも同じところでハマった記憶があるので記事としてまとめました。
遭遇した現象
Reactなどで実装したアプリをnpm run build
しようとすると、次のエラーが発生することがあります。
src/main.tsx:6:21 - error TS2307: Cannot find module '../amplify_outputs.json' or its corresponding type declarations.
6 import outputs from "../amplify_outputs.json";
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ファイルがないのはわかるのですが、じゃあどのファイルを持ってくればよいのか・・・となりますよね。仕方ないのでと、これまでは{}
のような空ファイルを作ってビルドしたりしていました。
amplify_outputs.json
はAmplifyコンソールから取得する
ドキュメントを改めて確認すると、手順が書いてありました。Amplifyコンソールのデプロイページに行くと、デプロイされたバックエンドリソースというタブがあります。

このタブを開くと、amplify_outputs.jsonをダウンロードボタンが出てきます。これをクリックすると、JSONファイルが取得できます。

あとはプロジェクトルートにファイルを動かすだけです。
% mv ~/Downloads/amplify_outputs.json ./
amplify init
したアプリであれば、Gitからもignoreされているはずです。