Kansai WordPress Meetupで、ブロックパターンを使ったサイト作成について紹介してきました。 #WMKansai 2023/09
Kansai WordPress Meetupでは、ブロックパターンを使ったデモサイトやLPの作成についてセッションが行われました。ブロックエディタでは、クエリーループブロックを使用することで、任意のカテゴリーやタグの記事をサイトや記事・固定ページに追加できます。WordPressの立ち位置については、ページ・ウェブサイトビルダー機能を持つOSSのCMSとして紹介されました。また、Toro_Unitのセッションでは、デザインシステムを提供・組み込むCMSとして位置付けられていました。次のWordPress系での登壇はWordCamp Tokyo 2023であり、AI・LLMに関する話題も含まれる予定です。
目次
Kansai WordPress Meetupにて、「ブロックパターンを使って、デモサイトやLPを作ってみた話」というセッションをやってきました。
資料
セッション補足
「記事の中で記事一覧を取得するブロック」について
ブロックエディタでは、「クエリーループブロック」が利用できます。
このブロックを配置すると、任意のカテゴリーやタグの記事などをサイトや記事・固定ページに追加できます。
「記事で紹介する内容に関連したカテゴリのブログ記事を埋め込む」とか「特集記事一覧ページを作りたい場合」などにも使えるかなと思います。
WordPressの立ち位置について
自分はセッションで、WordPressを「ページ・ウェブサイトビルダー機能を持つ、OSSのCMS」と紹介しました。STUDIOやWixなどが「ページビルダー・サイトビルダー」からはじまってCMS機能を持つようになったのと、逆向きの発展・進化になっているのも面白いなと思いつつ、競争の場が「どのCMSを使うか?」だけじゃなく「どのサイトビルダーを使うか?」にもなるのかなと思ったりしています。
一方で当日登壇したToro_Unitのセッションでは、「デザインシステムを提供・組み込みできるCMS」と表現していて、これもまた面白い立ち位置なのだろうなと感じました。
STUDIOがFigmaのデータからサイトを作れる機能を開発中ですが、これをオープンソースなプロダクトがやろうとするとブロックテーマになるのかも?という気がします。
いずれにせよ、「ブロックを組み合わせ・組み換えて、気軽にサイトを構築・カスタマイズしよう」の世界観を提供するには、デザインシステムから創り上げるか、「ブロックパターン」のような「公開されているデザインシステム」に乗っかるかのどちらかになるのかもしれません。
次のWordPress系での登壇は、WordCamp Tokyo 2023
次のWordPressに関する登壇は、10/21のWordCamp Tokyo 2023です。
まさかのAI・LLM方面です。記事の要約作成やカスタマイズ・デバッグにOpen AIを利用していると、以前のイベントで話していたので、そこから声かけいただいたのかもしれません。
ひとまず前回のセッションをベースに初稿は用意しましたが、可能ならばRAG( Retrieval-Augmented Generation )にも触れられるようにしたいなと思います。