このサイトですが、２週間ほど「wordpress.kyoto.jp」というドメインで運用していた時期がありました。

ムームードメインで「都道府県.jpドメイン」というもののDMを貰ったので、それに乗っかってみた形です。

ここまでの内容で「api.wp-kyoto.net」に切り替えた理由に気づかれた方は、今回の記事は読む必要が無いかと思います。

「なんで？」と思われた方は、短いながらも割と重要な話ですのでどうぞ流し読みしてください。

ご存知ですか？「WordPress ドメインポリシー」

結論から書いてしまうと、「ドメイン名にwordpressは使えない」という決まりがあるんですね。

公式サイトにも、このような記載があります。

さまざまな WordPress 商標に関わる理由により、もし WordPress についてのサイトや関連サイトを立ち上げる際には、「WordPress」をドメイン名に使わないよう、お願いしたいと思います。
WordPress › 日本語 « WordPress ドメインポリシー

以前取得していた「wordpress.kyoto.jp」の場合、「wordpress」がトップレベルドメインに該当します。

ですので見事に禁則事項に該当してしまっていたのです。

「wp」を使うドメインについては規制されていません。

ですので現在はドメインの有効期限が切れるまで、api.wp-kyoto.netにリダイレクトされるように設定しています。

禁止する理由として紹介されているものは、「マルウェアの攻撃や混乱を防ぐため」とされています。

公式のページには、「WordPress をトップレベルドメインに使っているサイトを見かけたら」という見出しでこのような記述がされています。

WordPress.com、WordPress.net、WordPress.org、WordPress.tv、WordPressFoundation.org 以外のドメインの場合、利用は許可されていません。ドメイン保有者にこのページを教えてあげてください。よくあるのは、マルウェアをプラグインやテーマに含めて配布しているスパムのようなサイトで、こういったサイトと関連付けられるのは恐らく望ましくないことでしょう。
WordPress › 日本語 « WordPress ドメインポリシー

この記載を見る限り、wordpressをトップレベルドメインに使用すると「スパムサイトではないか」という疑惑を受けるリスクがあるという見方もできるかと思います。

wordpressを使って良いケース

しかし一方で、ドメインにwordpressを使用しても問題がないケースもあります。

それは「サブドメイン」に使用するケースです。

「wordpress.example.com」のような設定であれば、使用することは問題にならないと公式にも発言されています。

当たり前のことかもしれませんが、迂闊なドメイン設定をするとお金をドブに捨てるような目に遭うので十分にご注意ください。