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Human MadeのAltisで、WordPressプラグイン・テーマをインストールする方法

前回の記事: Altisを使って、ローカルでWordPressサイトを起動させてみた この記事は、「CMS(WordPressやヘッドレスCMS) Advent Calendar 2022」18日目飛び込み参加の記事です […]

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前回の記事: Altisを使って、ローカルでWordPressサイトを起動させてみた

この記事は、「CMS(WordPressやヘッドレスCMS) Advent Calendar 2022」18日目飛び込み参加の記事です。

Human Madeが提供する、エンタープライズ向けのWordPressプラットフォーム「Altis」について、勝手に調べてるシリーズ2本目です。

今回は、WordPress.orgに公開されているプラグイン・テーマを追加する方法を調べてみました。

Altisはマルチサイトの親のみ管理画面でプラグインやテーマを追加できる

よく見かけるWordPressでは、テーマやプラグインなどの拡張機能を管理画面またはWP CLIで追加します。

しかしAltisでは管理画面にインストール画面が表示されていません。

これはサイトがマルチサイトの子サイトとして作られていて、子サイト側ではインストールなどの操作を制限されているため・・・の様子です。

Composerを利用して、利用するプラグインをコードベースの管理ができる

管理画面から追加・削除できると、「今本番環境でどんなプラグイン・テーマが使われているか」「そのバージョンは現在なにか」などを調べる手間が発生します。

そのためか、開発者向けのドキュメントでは、ComposerまたはGitのサブモジュールで追加する方法が紹介されています。

There are two ways to add plugins to your project: either by managing them via Composer, or commit the plugins to your project (or use submodules).

https://docs.altis-dxp.com/getting-started/third-party-plugins/

Step1: composer.jsonで、WordPress Packagistを追加する

WordPress.orgに公開されているプラグインを使うには、WordPress Packagistを利用します。

composer.jsonrepositoriesを追加しましょう。

{

 "name": "altis/skeleton",

 "repositories": [

 {

 "type":"composer",

 "url":"https://wpackagist.org"

削除: 
    追加:  }

 ],

...

Step2: composer requireでプラグイン・テーマを追加する

リポジトリの設定が終われば、あとはcomposerコマンドで追加できます。

wpackagist-plugin/プラグインのスラッグで追加しましょう。

$ composer require wpackagist-plugin/akismet

テーマの場合は、wpackagist-theme/テーマのスラッグを利用します。

$ composer require wpackagist-theme/twentytwentythree

有効化・無効化などは管理画面から操作可能

インストール後の操作は、管理画面から行える様子でした。

Composerを使うことで、「いまどのバージョンを使っているか」を確認できる

基本的にはメジャーアップデート以外は自動更新するのが、セキュリティや利便性を考えると効率的です。が、ある程度の規模のサイトになると、リリース前に不具合が起きていないかなどを確認する必要があるケースも存在します。

その場合、Composerを利用してインストールするフローにすることで、「いまどのバージョンを利用しているか」をcomposer.jsonから見ることができます。

{

 "name": "altis/skeleton",

 "description": "A base Altis project to get started with",

 "type": "project",

 "require": {

 "altis/altis": "^13.0.0",

 "wpackagist-plugin/akismet": "^5.0",

 "wpackagist-theme/twentytwentythree": "^1.0"

 },

また、Gitで管理・デプロイしている場合は、「そのプルリクエストに、予定されていないプラグインやテーマの追加・更新・削除が含まれていないか」を確認できるようになります。

そこまでの規模のサイトの運用に、直接携わったことがないので伝聞ではありますが、プラグイン丸ごとGit管理するよりもリポジトリの容量を削ることができるのではないかと思います。

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